「人脈が大事」と言われる。
名刺を集めよう。SNSでつながろう。異業種交流会に行こう。そうやって「知り合い」を増やすことが成功への近道だと、多くの人が信じている。
でも、正直に言う。人脈だけ集めても、ダメだ。
あなたには、積み上げた価値があるか
100人と名刺を交換しても、相手の記憶に残らなければ意味がない。「あの人、なんの人だっけ?」で終わる関係に、未来はない。
人脈の前に必要なものがある。それは、あなた自身が積み上げてきた価値だ。
仕事で培った専門性。失敗から得た知見。長年追いかけてきたテーマ。人とは違う視点。何かひとつでいい。「この人と話すと面白い」「この人の考え方は参考になる」と思わせる何かがあるかどうか。
それがなければ、どれだけ人に会っても、関係は表面的なままで終わる。
価値と価値がぶつかるとき
本当に面白いことは、積み上げた価値を持つ人同士が出会ったときに起きる。
たとえば、デザインに10年向き合ってきた人と、教育の課題を5年間考え続けてきた人がテーブルで隣り合わせになる。お互いの話を聞くうちに、「それ、一緒にやったら面白くないですか?」という一言が生まれる。
そこに生まれるのは、名刺交換では絶対に起きない化学反応だ。
積み上げた価値同士がぶつかると、そこに協調する理由が生まれる。利害関係のマッチングではなく、共感と好奇心から始まる関係。それは新しいビジネスのパートナーシップかもしれないし、人生を共に歩む恋愛かもしれない。偶然の出会いが、計画では辿り着けない場所に連れて行ってくれる。
積み上げた人は、発揮してほしい
これまで何かを積み上げてきた自覚がある人。あなたの経験や知見は、同じテーブルに座る誰かにとって、ものすごく価値がある。
普段の仕事では当たり前すぎて語らないこと。専門的すぎて周囲に話す相手がいないこと。でも、違う世界から来た人にとっては、それが目から鱗の話になる。
Dine Tokyoのテーブルで、遠慮せずにそれを出してほしい。あなたが「普通」だと思っていることが、誰かの人生を変えるきっかけになるかもしれない。
まだない人は、吸収すればいい
「自分にはまだ積み上げたものがない」と感じる人もいるだろう。それはそれでいい。
テーブルの向こう側には、あなたとは全く違う人生を歩んできた人がいる。違う業界で、違う課題に、違うアプローチで向き合ってきた人たちだ。
その人たちが何を考え、何に悩み、何を目指して生きているのかを聞くだけで、世界は広がる。「自分もこうなりたい」と思える人に出会えるかもしれない。「こんな生き方があるのか」と知ることで、自分の道が見えてくるかもしれない。
積み上げるのは、これからでいい。大事なのは、外に出て、違う世界に触れること。
さあ、人生を変えよう
偶然の出会いは、家の中では起きない。いつもの職場では起きない。いつもと同じメンバーの飲み会では起きない。
まだ会ったことのない誰かが、あなたの隣の席に座っている。その人が持っている価値と、あなたが持っている価値が重なったとき、予想もしなかった何かが始まる。
Dine Tokyoは、その偶然を意図的に起こす場だ。
積み上げてきたものがある人は、それをテーブルに出してほしい。
まだこれからの人は、他の人の世界を覗きに来てほしい。
どちらにしても、外に出た人だけが、人生を変えるチャンスを手にする。
さあ、人生を変えよう。